ローヤルゼリーにはパロチンというホルモンに似た成分が含まれ、類パロチンと呼ばれています。
類パロチンはアンチエイジングに関係が深い物質で、美容上の効果が認められています。
類パロチンはローヤルゼリーから発見された物質で、 パロチンというホルモンに似た働きがあります。
ローヤルゼリーは若いミツバチの働きバチが、花粉や花の蜜を顎の唾液腺で合成し、下咽頭腺から分泌するクリーム色の物質です。
ローヤルゼリーだけを食べる女王バチは働きバチの20~40倍も長生きし、毎日1500個以上の卵を生む能力を持ちます。
パロチンは人の唾液腺から分泌される成長ホルモンで、全身の細胞を活性化し、若さを保ちます。
ミツバチの下咽頭腺は人の唾液腺と同じ働きをする部位で、類パロチンとパロチンはどちらも唾液腺と関わって分泌される物質でこのふたつは非常に似た働きを持っています。
2-1.成長を促進する
パロチンは成長を促すホルモンで、内臓や筋肉、骨、歯などの成長に関わります。
成長ホルモンであるゆえ、パロチンは唾液の量が少なくなると生産量が減り、20歳を過ぎる頃から徐々に分泌量が少なくなっていきます。
2-2.美肌を保つ
パロチンは全身の細胞の代謝を高め、細胞を若く保つ働きがあり、たるみやシワなど肌の衰えを防止し美肌を保つ効果があります。
現在のところ、パロチンの生産量の減少を止める方法はなく、不足分を外から補うしかありません。
類パロチンはパロチンと同様の働きがあるため、ローヤルゼリーを摂取することでパロチンの持つ効果を補うことができます。
類パロチンのほかにもローヤルゼリーにはアンチエイジング、美肌効果のある成分が含まれています。
ローヤルゼリーのたんぱく質中に含まれているアピシンという成分には細胞の増殖を促進する働きがあり、肌の新陳代謝を助けます。
ビタミンB群は細胞の代謝を活性化し、皮膚の健康を促進します。
中でもパントテン酸は老化防止に不可欠なコラーゲンの生成に関与します。
ローヤルゼリーの特有成分のデセン酸はホルモンバランスを整え、アンチエイジングに効果があります。
またローヤルゼリーは皮膚、髪の毛、爪、血液、筋肉を作る元になるアミノ酸を豊富に含んでいます。
ローヤルゼリーの豊富な含有成分が総合的に作用し、美肌、アンチエイジングに働きます。
この効果を有効に得るためにはローヤルゼリーの継続的な摂取をおすすめします。
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