健康や美容のためにローヤルゼリーを利用するのは良いことですが、選ぶ際には添加物に気をつける必要があります。
この記事では、ローヤルゼリーと添加物に関する注意点について、わかりやすくご紹介します。
まず、ローヤルゼリーには3つのタイプが存在します。
採取されてから何も添加されていない生ローヤルゼリーと、冷凍などの工程を経て乾燥させた乾燥ローヤルゼリー、甘味料などを加えた調製ローヤルゼリーの3つです。
生ローヤルゼリーと乾燥ローヤルゼリーについては添加物の心配は全くありません。
調製ローヤルゼリーは、なんらかの添加物が必ず加えられています。
調製ローヤルゼリーは、(社)全国ローヤルゼリー公正取引協議会によって、ローヤルゼリーを全重量の6分の1以上(生ローヤルゼリー換算)含まなくてはいけないことが決められています。
逆にいえば6分の5は添加物であっても良いわけです。調製ローヤルゼリーは生ローヤルゼリーと比べて安価で入手しやすい反面、このようにデメリットもあるのです。
添加物というとネガティブなイメージが先行しますが、ローヤルゼリーに関していえばそのほとんどは食べやすくするための甘味料や、品質を保つための安定剤や保存料です。
また、サプリメントタイプのものでは、成形するために必要な添加物が使われています。
こうした添加物の中には、安全性に疑問がある人工甘味料や酸化防止剤などが含まれている可能性があり、注意しなくてはなりません。
と言っても、コエンザイムQ10やコラーゲンなど他の栄養素が添加されている場合もありますし、添加物が入っていることによるメリットも少なくありません。
生ローヤルゼリーは無添加ではありますが、風味がかなり独特で、そのままでは食べにくいのがデメリットです。
自分でハチミツや砂糖など甘さを加えるくらいなら、はじめから食べやすいように手を加えられた調製ローヤルゼリーを選んでも大差ないと考えることもできます。
高価な生ローヤルゼリーで手を出しにくいという方でも、調製ローヤルゼリーなら手軽に始めることができます。
大切なのは、ローヤルゼリー製品を購入する際に、信頼できる製造元の商品を選び、自分でも必ず原材料を確認することです。
不審な添加物が含まれた製品は購入しないようにしましょう。
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