ローヤルゼリーはミツバチにより作られます。
同じミツバチから作られるハチミツは甘いので、ローヤルゼリーもハチミツに似た味では?と混同しがちです。
実はローヤルゼリーはハチミツとは違い、甘味は感じられません。ローヤルゼリーに糖質はどの程度含まれているのでしょうか?
ローヤルゼリーには10〜16%の糖質が含まれています。
ハチミツの糖質が80〜90%なのに比べ、かなり低い割合で甘味はほとんどありません。
ローヤルゼリーの味は特有成分のデセン酸の酸味とピリッとした刺激が特徴です。
ローヤルゼリーの糖質の種類はグルコース(ブドウ糖)、フルクトース(果糖)、スクロース(ショ糖)、オリゴ糖です。
・ローヤルゼリー
サプリメント1グラムあたり約2キロカロリー
・ハチミツ
100グラムあたり294キロカロリー
・砂糖
100グラムあたり384キロカロリー
このようにローヤルゼリーの糖質は低く、毎日適量を摂取してもローヤルゼリーから糖質を摂りすぎる心配はほとんどありません。
食事をすると血液中のブドウ糖(血糖)が増えますが、膵臓から分泌されるインスリンの働きにより血糖は一定に保たれます。
しかしインスリンが足りない、またはうまく働かないと血糖のコントロールができず糖尿病になります。
高血糖が続く原因は高脂肪、高カロリーの食事、ストレス、運動不足、加齢などが考えられます。
ローヤルゼリーは糖質の含有量は低く、タンパク質、アミノ酸、ビタミン、ミネラルが豊富な栄養補助食品で血糖値の安定に効果のある次の成分を含んでいます。
3-1.デセン酸
デセン酸はローヤルゼリーにのみ含まれる特有成分で、インスリンに似た働きがあり、血糖値の安定が期待できます。
3-2.ビタミンB群
ローヤルゼリーは水溶性のビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)を含みます。
・ビタミンB1
ビタミンB1は糖質を分解し、代謝を高める働きがあります。
・ビタミンB2
ビタミンB2は糖尿病の合併症を防ぐ働きがあり、中性脂肪を減らします。
・ビタミンB6
ビタミンB6はインスリンを作るのに必要とされるビタミンで、糖尿病の改善に効果があります。
3-3.亜鉛
亜鉛もビタミンB6と同様にインスリンを作るために必要なミネラルで、血糖値を安定させる働きがあります。
糖尿病などで糖質制限をされている方は必要な栄養素が不足しがちです。
そんな方にとって、ローヤルゼリーは理想的な栄養補助食品です。
低い糖質とバランスの取れた栄養素の数々が健康を増進し、美容にも効果をもたらします。
継続して摂取すると糖尿病の改善にも効果が期待できます。
◆おすすめ記事◆