ローヤルゼリーとコラーゲンはどちらもそれぞれ優れた美容効果があります。
このふたつを一緒に摂取すると相乗効果により、その働きを一段と高めることが可能になります。
お肌の健康が気になる女性の方必見です。
1-1.ローヤルゼリーとは?
ローヤルゼリーは、ミツバチの働きバチが花の蜜や花粉を食べたのち、体内で分解合成し、下咽頭腺から分泌する物質で、
孵化後三日までのミツバチの幼虫と、女王バチ候補の幼虫専門の食事になります。
孵化後四日目以降のミツバチは、はちみつを食べ働きバチになりますが、女王バチはその生涯を通してローヤルゼリーだけを食べ続けます。
ローヤルゼリーはたんぱく質、糖質、脂質、ビタミン、アミノ酸などの多くの栄養素と特有成分であるデセン酸を含んでいます。
1-2.コラーゲンとは?
コラーゲンはたんぱく質の一種で、人の体内の皮膚、骨、血管、内臓などの全身に広く含まれ、体内の全たんぱく質の約30%を占めています。
体内には29種類のコラーゲンが存在しますが、皮膚、骨、腱などに多く含まれているコラーゲンをⅠ型、軟骨に含まれているコラーゲンをⅡ型と区別して呼んでいます。
1-3.ローヤルゼリーの美容効果
ローヤルゼリーには肌を作るたんぱく質の元になるアミノ酸が豊富に含まれ、肌の代謝を促進し、細胞を再生する効果があります。
ローヤルゼリーの特有成分のデセン酸は女性ホルモンのエストロゲンに似た働きがあり、アンチエイジング効果と肌荒れを改善する効果、にきびを予防、改善する効果が期待されます。
ビタミンB群は8種類のビタミン(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)の総称ですが、ローヤルゼリーはそのすべてを含んでいます。
ビタミンB群は肌荒れを防ぎ、肌を強くする性質があります。
1-4.コラーゲンの美容効果
体内のコラーゲンのおよそ40%は皮膚に含まれ、肌のハリ、ツヤ、弾力を作る役割を果たしています。
しかしコラーゲンは加齢に伴い生成が減り、機能も低下するため、シワやたるみが出てくるようになります。
正常な機能のコラーゲンのピークは25歳頃といわれていますので、その年齢を過ぎると外からの補給が望まれます。
ローヤルゼリーとコラーゲンを一緒に摂取することで相乗効果を得ることがます。
相乗効果とは、二つを同時に摂取することにより、ローヤルゼリー、コラーゲンをそれぞれ単独で摂った時に得られる効果より、さらに高い効果を得ることができることを意味します。
2-1.コラーゲンの働きをサポートするローヤルゼリーの成分
a. パントテン酸
コラーゲンを再生するためにはビタミンCが必要になります。ビタミンCの働きを助ける成分にパントテン酸があります。
ローヤルゼリーはこのパントテン酸を含み、コラーゲンの再生を間接的に補助します。
b. プロリン
プロリンは非必須アミノ酸のひとつでローヤルゼリーに含まれています。
プロリンはコラーゲンの主な構成成分となり、コラーゲンの合成を促進します。
また、壊れたコラーゲンを修復する作用もあり、肌荒れを防止し肌の潤いを保ちます。
c. アルギニン
アルギニンはコラーゲンを増やし、しわやたるみを防ぎます。
加齢により機能の低下したコラーゲンを改善し、肌の老化を防ぎ、くすみを少なくする働きがあります。高い保湿効果も備えています。
コラーゲンとローヤルゼリーを一緒に摂取すると美容効果が高まる理由から、コラーゲンを配合したローヤルゼリーが販売されています。
コラーゲン配合のローヤルゼリーはアンチエイジング効果が高く、肌の衰え防止に役立ちます。
コラーゲンの配合されているローヤルゼリーは調製ローヤルゼリーです。
ローヤルゼリーの含有量が生換算で明記されているもの、ローヤルゼリーの含有量が極端に少なくないもの、合成デセン酸を含んでいないもの、産地がはっきりしているもの、
コラーゲン以外の添加物の有無を確かめるようにすることが選ぶポイントとなります。
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