近年、外食やコンビニ弁当などで食事を済ます機会が多くなり、その結果、鉄分が不足してしまうというケースが増えています。
特に女性は鉄分不足になるケースが多く、貧血やめまい、立ちくらみなどの症状に悩まされている人も少なくありません。
ローヤルゼリーは豊富な栄養成分を含んだ健康食品として根強い人気があります。不足しがちな鉄分も含まれています。
ローヤルゼリーは人の生命活動に必要不可欠なミネラルを豊富に含みます。
鉄分をはじめ、カリウム、カルシウム、リン、亜鉛、マグネシウム、銅、マンガンがバランスよく含まれています。
1-1.鉄分の特徴
鉄分は体内では作る事ができず、食品から摂取が必要とされるミネラルです。
鉄分は吸収があまりよくないミネラルのひとつで、鉄分を多く含む食品を摂取しても、吸収されるのはそのうちの10%程度と考えられています。
このことから鉄分は意識して摂取したいミネラルのひとつです。
1-2.鉄分の働き
鉄分は人の体の中に存在し、70%は血液中の赤血球のヘモグロビンの成分となり、残りは肝臓や骨髄などに貯蔵されています。
ヘモグロビンは全身に酸素を運ぶ大切な役割を担います。
鉄分が不足すると赤血球が十分に作られなくなり、鉄欠乏性の貧血の原因になります。
貧血になるとヘモグロビンが減少するため、酸素が体中に十分に届かなくなり 頭痛、めまい、疲労、息切れ、動悸がする可能性があります。
鉄欠乏性の貧血は妊娠の中期以降、月経時、乳児の離乳期に特に気をつける必要があります。
貧血を改善するためには鉄分のほか銅も必要です。
銅はヘモグロビンを作る鉄分を運搬する働きがあり、鉄分の働きを助け貧血予防に作用します。
また銅は鉄分の吸収を促す働きもあり、不足しないように鉄分と一緒に摂取したいミネラルです。
ローヤルゼリーには鉄分と共に銅も含まれていますので、貧血予防に効果的です。
普通の食事から鉄分を摂りすぎる心配はまずありません。
しかしサプリメントなどから大量の鉄分を長期間摂取し続けた場合や、幼児が誤って鉄分の錠剤を大量に飲んでしまった場合に、過剰症が起きる可能性があります。
鉄分の過剰症は肝臓の障害、皮膚の色素沈着、不整脈、糖尿病など全身にさまざまな症状が出る場合があります。
鉄分を過剰に摂取すると、亜鉛の吸収を阻害する可能性も出てきます。
ビタミンCは鉄分の吸収を高める効果があります。
ローヤルゼリーにはビタミンCはほとんど含まれていません。
従って、ビタミンCを多く含む野菜や果物を摂るようにしましょう。
イチゴ、キウイフルーツ、ブロッコリー、赤ピーマンなどがおすすめです。
逆に鉄分の吸収を阻害するものにコーヒー、紅茶、緑茶、赤ワインなどに含まれるタンニンという成分があります。
あまり神経質になる必要はありませんが、鉄分を含む食品とこれらの飲み物はできるだけ一緒に摂取せず、30分から1時間程度の間隔をあけて飲むようにしましょう。
ローヤルゼリーは豊富なミネラル、アミノ酸などが一度に摂取できる利点があります。
それぞれの成分の相乗効果により、効果的に栄養素を活用することができます。
貧血の予防だけでなく、総合的な健康と美容のためにローヤルゼリーはおすすめの栄養補助食品です。
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