成人女性の2~3割が持っているといわれる子宮筋腫。
40種類以上の成分を含む万能食品のローヤルゼリーは、子宮筋腫にも有効なのでしょうか?
この記事では、子宮筋腫とローヤルゼリーの関係、有効性について考察します。
子宮筋腫とは、30~40代の女性に多い、子宮にできる腫瘍のことです。
腫瘍といっても良性のもので、直接生死に関わるものではありません。
成人女性の20~30パーセントが持っているといわれており、珍しい病気でもありません。
ですが、悪性のものに変化したり、大きくなりすぎたりすると本格的な治療が必要です。
薬か外科手術で治療しますが、手術では子宮をすべて摘出してしまうこともあります。
子宮筋腫の原因ははっきりとわかっていません。原因がわからないので予防方法も確立していません。
ただし、まだ仮説ではありますが、女性ホルモンの1つエストロゲンが原因ではないかといわれており、女性ホルモンの分泌量を減らす薬が使われます。
ローヤルゼリーには、エストロゲンと似た働きをするデセン酸という成分が含まれています。
デセン酸の素晴らしい効果はいくつもありますが、実は子宮筋腫にはあまり良くないかもしれません。
といっても、デセン酸のエストロゲン様作用は非常に微々たるものであり、ローヤルゼリーのせいで子宮筋腫が悪化する可能性は低いといえます。
むしろ、ローヤルゼリーにはデセン酸以外にも多くの栄養素が含まれており、健康な身体を維持するのには非常に役立ちます。
また、女性ホルモンの分泌を下げる薬の治療は、デメリットが多いため、半年程度しか行うことができません。
デセン酸を含むといっても、ローヤルゼリーは子宮筋腫のような病気にも何らかの効果があると期待されています。
子宮筋腫とローヤルゼリーのさらなる関係については、今後の研究を待つしかありません。
子宮筋腫は、原因や予防策がはっきりしておらず、ローヤルゼリーが効果を持つかどうかもわからない部分が大きいです。
しかし、生活習慣病やガンにも効くローヤルゼリーは、子宮筋腫にも有効であると期待できます。
ローヤルゼリーが40種類以上の栄養素を含み、総合的な健康サポートに有効な食品であることは間違いありません。
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