ローヤルゼリーは体に良い食品なので、たくさん摂ればそれだけ効果が出やすいのでしょうか?
それとも、取りすぎによる健康被害があるのでしょうか?
この記事では、ローヤルゼリーの適正量や摂り過ぎのリスクについて考察していきます。
ローヤルゼリーは健康食品であって、医薬品ではありません。
このため、「この量を超えて摂取すると副作用が起きる」というような決まりはありません。
多少は食べ過ぎても問題はないのです。
ただし、「過ぎたるは、なお及ばざるが如し」という故事がある通り、いくら体に良い食品といっても食べ過ぎては毒になります。
ローヤルゼリーの場合、生ローヤルゼリーなら1日500mg~3000mgほど摂取するのが推奨されています。
ローヤルゼリーは高価なので、毎日大量に食べたがる方はそう多くないでしょうが、この推奨量を目安に、摂り過ぎには気をつけましょう。
3-1.アレルギー
もしローヤルゼリーを摂りすぎてしまうと、どのようなリスクがあるのでしょうか?
ローヤルゼリーは、もともと花の蜜や花粉から作られたものです。
これらのアレルギーを持っている方は、摂る量によってはアレルギー症状が出る場合があります。
ローヤルゼリーはアレルギー改善効果もあるので、アレルギー体質の方はかかりつけの医師や薬剤師に相談してみると良いでしょう。
また、アレルギーを持っていなくても、ローヤルゼリーを長期間大量に摂取すると、アレルギーを発症してしまう可能性もあります。
3-2.消化器官への負担
ローヤルゼリーは栄養豊富な食品です。
ビタミンB群など水溶性のビタミンは、取りすぎても尿として排出されるので、過剰摂取による心配はほとんどいりません。
ただし、ローヤルゼリーの10パーセント以上を占めるタンパク質については少し注意が必要です。
タンパク質は、炭水化物や脂質に比べて消化しづらく、消化器官に負担がかかります。
非常に大量の生ローヤルゼリーを一度に食べるようなことをすると、その分多くのタンパク質を摂ることになり、消化器官に負担をかけてしまうのです。
ローヤルゼリーは適量で効果を発揮する健康食品です。
あまりにも量が少ないと効果があるかはわかりませんが、摂り過ぎもまた体によくありません。
生ローヤルゼリーに換算して、1日500~3000mgの範囲内で摂取していくことをおすすめします。
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