ローヤルゼリーは一体何からできているのかご存知ですか?
この記事では、ローヤルゼリーの原料についてご紹介します。
※ミツバチがどのようにローヤルゼリーをつくるかについてはこちらの記事で解説しています。
ローヤルゼリーの主な原料は、植物の花粉です。
粉である花粉から、クリーム状のローヤルゼリーができるなんて不思議ですよね。
一体ローヤルゼリーはどのように作られているのでしょうか?
まず、ベテランの働き蜂が花の蜜を集めつつ、脚に花粉をこすりつけて花粉団子を作り、巣に持ち帰ります。
次に巣で待機している若い働き蜂が花粉団子が食べ、消化液と混ぜて分解し、ローヤルゼリーを合成するのです。
そして若い働き蜂は口の中にある分泌腺からローヤルゼリーを分泌し、女王蜂と孵化後3日までの幼虫に与えています。
ローヤルゼリーは働き蜂が体内で花粉を加工して作ったものなので、花粉とは全く異なる形状をしているのです。
ローヤルゼリーが栄養豊富で、驚くべき健康効果を持っているのは、花粉の栄養が関係していると考えられます。
花粉は蜂にとって重要な栄養源のひとつです。花粉にはタンパク質や脂質、ビタミンやミネラルなど多くの栄養が含まれています。
東洋医学では何世紀も前から花粉を薬のように利用していたという記録があります。
1980年にはフランス人医師の紹介により、花粉の健康効果がいくつも知られるようになりました。
食用の花粉も販売されていますが、花粉は強力な細胞壁に守られており消化吸収が難しいという欠点があります。
働き蜂によって分解されて吸収しやすくなっているので、栄養補給にはローヤルゼリーがおすすめです。
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