ミツバチが合成し分泌するローヤルゼリーと、胡麻に含まれている成分のひとつのセサミンはそれぞれ単独、または一緒に配合されたものが栄養補助食品として 販売され人気を呼んでいます。
ローヤルゼリーとセサミンのそれぞれの特徴と関連性、同時に摂取することによるメリットとはどんなものがあるのでしょうか?
1-1.ローヤルゼリーとは
ローヤルゼリーは若いミツバチの働きバチが花粉を体内で分解、合成し、下咽頭腺から分泌したクリーム状の物質で、女王バチ候補の幼虫がいる王台と呼ばれる特別の巣房に蓄えられます。
ローヤルゼリーは女王バチ候補の幼虫と、孵化後3日までの働きバチの幼虫に与えられます。
4日目以降、働きバチの幼虫はハチミツが与えられるのに対し、女王バチ候補の幼虫は引き続きローヤルゼリーを食べ、やがて女王バチに成長します。
成虫となってからも女王バチはローヤルゼリーを食べ続けることにより、働きバチの2〜3倍の体の大きさと20〜40倍の寿命の長さ、そして日に1500個以上の卵を生む能力が備わります。
遺伝的には女王バチも働きバチも同じなので、この差が生じるのはローヤルゼリーの成分によるところであると考えられ、全解明に向け更なる研究が進められています。
1-2.セサミンとは
セサミンは胡麻に含まれるゴマリグナンという成分の中のひとつで、ポリフェノールの一種です。
ゴマリグナンは脂溶性の抗酸化物質で、セサモリン、セサミノール、セサモール、エピセサミン、そしてセサミンなどがあります。
セサミンは胡麻1粒あたりに1%以下しか含まれていない希少価値の高い成分です。
2-1.ローヤルゼリーの栄養成分と働き
ローヤルゼリーは非常に多くの栄養素をバランス良く含む栄養価の高い食品です。
たんぱく質をはじめ、アミノ酸、ビタミンB群、ミネラル、特有成分のデセン酸など40種類以上の栄養素が含まれています。
ローヤルゼリーは生活習慣病の予防と改善、更年期障害の緩和、血行促進、癌予防、免疫力向上、自律神経の調整、ホルモンバランスの調整、老化防止、皮脂の調節と美肌、育毛効果などがその主な働きです。
2-2.セサミンの働き
セサミンは抗酸化作用が強く、老化防止、更年期障害の緩和、コレステロール値の低下、動脈硬化、狭心症、心筋梗塞などの心臓病の予防、高血圧改善などに効果があります。
2-3.ローヤルゼリーとセサミンの相乗作用とは
ローヤルゼリーの特有成分、デセン酸は脂肪酸の一種で、その含有量の多さでローヤルゼリーの品質が決定されるという、いわばローヤルゼリーの要の成分です。
デセン酸は抗菌、抗炎症作用があり、セサミンの抗酸化作用との相乗効果が期待でき、それぞれ単独で摂取するより多くの栄養成分を一度に取り入れることが可能です。
デセン酸は酸化しやすい成分ですが、セサミンの抗酸化作用が酸化を抑制し、デセン酸の成分の減少を抑えることができます。
セサミンとローヤルゼリーを同時に摂取することにより、両方の成分の働きを無駄にすることなく、効率良く取り入れることができるというメリットがあります。
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