国内で消費されているローヤルゼリーのほとんどが外国産です。
日本から近い中国や台湾、タイなどアジア圏からの輸入量が多いのですが、ニュージーランドからも輸入しています。
今回はそのニュージーランド産のローヤルゼリーについて、ニュージーランドの養蜂の特徴に触れながら解説します。
ニュージーランドでは養蜂が盛んに行われています。
ニュージーランドは養蜂に適した環境が整っているからです。
ニュージーランドは温暖な気候で、人口があまり多くないため、きれいな自然環境が保たれています。
海に囲まれた小さな島国で他の大陸とはかなり距離がある上に、島の外からの病原菌やウイルスが入ってこないように検疫がしっかりしているので、ミツバチが病気になることはほとんどありません。
さらにニュージーランド国策でミツバチに抗生物質を与えてはいけないことになっています。
このような環境で育った健康なミツバチは、安心で安全なローヤルゼリーを作り出してくれます。
広大な国土を活かして、オーガニックのローヤルゼリーを採取できるのもニュージーランドの養蜂の特徴のひとつです。
オーガニックのはちみつやローヤルゼリーを採取するためには、ミツバチの移動距離である2km四方の敷地内の植物がオーガニック栽培でないといけません。
ニュージーランドはオーガニック先進国で、政府の機関がオーガニック認証を行っています。
3年以上農薬や化学肥料を使っていない土壌で栽培した花であることなど、厳しい基準をクリアしたものだけがオーガニックの認証を受けることができるのです。
ニュージーランドは日本と同じように四季がありますが、地球の南側に位置しているので日本とは季節が真逆です。
このため、日本が冬でローヤルゼリーの採取ができないときの不足分を、ニュージーランド産のものでまかなうことができます。
私たち日本人は国産のものをありがたがる傾向があります。
しかし、こうしてみるとニュージーランド産ローヤルゼリーの品質の高さがうかがえますね。
ニュージーランド産のローヤルゼリーは、カプセルタイプなどのサプリメントとして販売されています。ぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか?
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